包茎手術を終えて

改めて手術前に仕入れた知識と包茎手術を終えて思ったことを書きます。

 

まずはじめに、僕は仮性包茎で、手術の目的は性行為を円滑に行うためです。余った皮が邪魔だなと思うことが多々あり中折れも度々していました。

 

他の人は「見た目」「衛生面」「包皮炎等の病気予防」などがあるみたいです。

ちんぽの皮を切る方法について

包茎手術の方法について説明しますと、切除する皮の部位から主に3つの方法にわかれます。

左から「亀頭直下切開法」「根部切開法」「環状切開法」等と呼ばれます。○の部分は皮が被っている際の先端に当たり、真性・カントン包茎の場合は締め付けがきつい場所です、ここを境目に普段外気に触れている部分とそうでない部分とでわかれ、包皮の内側にあたるピンク色の部分を「内板」、外側にあたる茶色い部分を「外板」と呼びます。

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画像右端の「環状切開法」が泌尿器科で行われるオーソドックスな方法で、竿の真ん中の皮を切除する方法です。

メリットは術後トラブルが少ないこと。

デメリットは皮の接続部分が上側のピンク色と下側の茶色で極端な差が生まれるとこです。

 

この色の差をなくすために美容クリニックが行っている方法が他2つです。

 

まず画像左端の亀頭直下切開法ですが、カリ下から皮をごっそりとって全部外板にすることで色の差を無くす方法です。

メリットは竿で色差が生じないこととされていますが、茶色い棒の上にピンクの亀頭がいきなり現れることになり違和感は残ります。

デメリットはカリ下の敏感な内板部分も全部切り取るので感度が下がること(諸説あり)と、亀頭部に入る動脈、神経をも切除してしまう危険性があります。

 

そして画像真ん中の根部切開法ですが、根本側から皮を取り除く方法です。

メリットは傷跡が根本にくるので陰毛に隠れ目立たない、カリ下の敏感な部分を全部残せることで、

デメリットは治りが遅かったり術後トラブルが多いことがあげられるようです。

 

上記が前知識としてあって、これは概ね正しいと思います。僕は環状切開法を選択しました。ちんこの真ん中で切るやつです。

実際にちんこを切って気づいたことですが、ちんこの皮にはある性質があることに気付きました。

 

内板(ピンクの粘膜部分)は亀頭に被さろうとし、外板(茶色の皮膚部分は)金玉側に戻ろうとします。

 

彼らがもともとあるべき場所を考えると当然っちゃ当然です。

そして手術を終えた私の彼らも内板部分だけが亀頭に帰ろうとしていて、若干ですが平常時は皮がカリ下ぐらいにだぶついています。

 

実際、根部切開法だと手術後も皮が被りがちだそうです。 

多分亀頭直下法だと亀頭がきれいに露出すると思います。

 

病院選び

僕は紆余曲折あってクチコミがよく院長自ら執刀してくれる栃木の包茎手術の名医までちんこを切りに行きました。

環状切開法なら泌尿器科、それ以外なら美容クリニックを選択することになります。

どこで切っても別にいいとは思いますが執刀医が誰か予めわかるとこが絶対いいと思います。 変な信用できない人にちんこ切られたくないですよね。

 

術中の痛み

麻酔が死ぬほど痛いだけでその後は痛くないです。麻酔の痛さは指先と爪の間にハリガネムシを入れられたときの痛みに似ていました。

あと術中に痛みを感じ始めたら早めに麻酔を足してもらいましょう、死ぬほど痛かったです。 

 

術後の処置

まず縫合に「来院しての抜糸が不要な溶ける糸」「来院しての抜糸が必要な溶けない糸」どちらかが使われます。どちらが使われるかは院次第だったり選択できたりします。

選べるのであれば溶けない糸がいいと思いました。

僕は溶ける糸を選択したのですが、術後4週間経っても溶けていない糸が数ヶ所あり、待ちきれずピンセットとハサミを使って自分で抜糸を行いました。

糸が溶けきる予定日から待ちきれず自分で抜糸するまでの間すごく不安もありました。

本来であれば術後2週間で抜糸をするべきだそうで、糸が長時間そのままになっていると縫合部にしこり等の後遺症が残るそうです。

 

また傷跡の日々の処置ですが、僕は自分で包帯外して消毒して新しい包帯をつけていました。包帯巻っぱのとこもあるそうです。

消毒したり軟膏塗るために傷口を触るときは普通に痛いです。

包帯巻きっぱのとこはちんこを濡らさないようにしないといけなかったりするらしいですが、僕は毎日包帯を変えるので毎日ちんこをシャワーで洗えて気持ちよかったです。

 

あと術後しばらくは亀頭及び尿道口がむくみ腫れて排尿時の照準が安定しないので小便用のトイレが使えず個室トイレを利用することになります。

 

包茎手術を終えて

日常生活をするうえでの変化は何もありません。亀頭がスースーするとかそういうのも一切ないしパンツと擦れて痛いとかもないです。真性包茎の人が手術すると慣れるまで痛みは続くそうです。

僕は平常時のサイズがかなり小さい方ですが基本的には亀頭はいつも全部出てます。

温泉も高温風呂も難なく入れます。

 

道具無しで自慰ができなくなりました。動かす皮がないのでいわゆる皮オナはもうできないです。ローションを使って手淫するかローションを使ってオナホを使うしかないですね、暇なとき気軽に自慰ができなくなったのは手痛いです。

 

手術の理由でもあった性行為ですが、

手術前は膣に皮を掴まれ膣内で皮オナ状態になることがあり、皮が亀頭まで戻ったり、それでゴムも巻き込んだ状態になったり、そのまま前後運動になったりで不快感を生じることが多々あったんですが、手術後は皮が足を引っ張ることなくスムーズに動くことができストレスフリーになりました。

皮のダブつきがなくなり裏筋が張るようになったからか裏筋あたりに刺激を感じるようになった気がします。

それとこれは明らかに変わったと断言できるのですが、ちんこの根本がめちゃくちゃ気持ちよくなりました。元は根本で皮がだぶついていたから感じなかったのかはわかりませんが事実としてちんこの根本がめちゃくちゃ気持ちいいです。

それとゴムの装着がスピーディーになりました。前までは「皮をたぐりよせてゴムつけて皮を戻してゴムつけて」って作業が「ゴムつける」だけになったので片手でも楽ちん装着です。

 

 終わり